中古住宅購入の際のチェックポイント

中古マンションのチェックポイント

中古住宅には一戸建てとマンションなどがあります。ここでは中古マンションを購入するにあたって物件を選択するために知っておきたいチェックポイントを紹介します。

 

・管理組合と管理費

 

マンションでは必ず住民で組織される管理組合があります。この管理組合が住民の意見をまとめたり、マンションの修繕や管理費積立などに携わります。

 

マンション管理では管理組合で行う自主管理と、業務を管理会社への委託している管理組合があります。

 

一般に管理会社へ業務委託している場合が多いようです。その分、業務委託しているマンションの方が管理費は高くなります。しかし、マンション修繕などのこまごまとした事務や交渉などを行わなくて済む利点があります。

 

中古マンションの購入後は管理費を支払うことになりますので、管理費がいくらかかるのか必ずチェックしておきましょう。

 

自家用車がある人は、この管理費に加えて駐車場代も必要となります。住宅ローンの他にこれらの支払いも必要となることを考慮しておきましょう。

 

・大規模修繕と修繕積立金

 

マンションでは定期的に修繕が必要です。一般に10年~15年くらいに1度大規模修繕が必要となります。そのために修繕のための積立金も支払うことになります。(管理費として一緒に集金されている場合もあります。)

 

この積立金で修繕費をまかなう訳ですが、修繕に必要な資金が足りない場合、不足分が徴収されることがあります。その金額が数十万円にのぼることもあります。

 

このような事態を防ぐためにも、どのくらいの積立を行っているかを購入前に不動産屋に問い合わせておきましょう。

 

中古住宅の購入としてマンションを考える場合、一戸建て購入とは違う面があります。購入後、トラブルに巻き込まれないようにするためにも充分なチェックが必要です。